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ツララのできる家は注意





今日は、東京でも雪が降りましたね。

以前にも光熱費のかかる家という事でお話しましたが、
以下の住宅のツララは極端ですが、キチンとした断熱が設置されていないか
あるいは繊維系のものが天井裏に設置されていると判断出来ます。

地面やガラス面に霜が付くのは止むを得ない。
また放射冷却でサイディング外壁が朝方濡れている事もありますが、
これは日が昇れば消えていきます。

問題は夜にもかかわらず屋根の軒下にできるツララです。
これは明らかに室内側の暖かい空気が屋根裏にぶつかり
雪を溶かしている事は誰でもわかる事です。
相当な漏気だと思われます。

天井裏に繊維系の断熱材があっても漏気を起しているので、
室内温度が高い程、屋根面の雪を多く溶かす事になります。

この家の光熱費がどの程度かは分かりませんが、
エネルギーロスは相当なものではないでしょうか?
まさに銭失いの事例です。

ツララが出来るので「漏気が有る」とわかりますが、
雪が降らない地域での漏気には簡単には気が付かないだけに厄介です。

この様な家は冷房時の漏気(冷熱損失)も起きている事は間違いないです。
お宅はどうですか?