断熱材の厚みと機能性

断熱材の厚みが増える程、熱性能がよくなるか?決してそうではない事が熱貫流率で見ていくと分かってきた。




確かに熱伝導抵抗は厚みに比例して増えるが、熱貫流(どれだけ熱が逃げるか)で見ていくと、経済的な厚みというものが分かる。これは設計している人は気が付いておられると思う。断熱材メーカーとしてはそんな事は言わないでしょうね。少ない材料(厚み)でも実質OKという判断がでれば、それだけ売り上げが下がるので。

また購入するほうも厚い方がそれだけ暖かいあるいは涼しいと錯覚に近い印象を持つので、しいて公表しないでしょうね。

よく理解できた人は、非常に稀ですが、自分の住む場所の最低気温などをみて、個人で経済的な厚みを出して、その厚みで施工を依頼するという人もいる様です。

何かの参考まで。