特に施主になる人は長期優良住宅を求めている。耐震あるいは防火はもちろんだが、断熱も長期持続でなければ意味がない。
毎月の冷暖房を含めた光熱費ランニングコストの事は「少ない方がよい」と思いながら意外と真剣に考えてないのか、あるいは諦めているのか?どちらかである。
結局は「見た目重視の判断」になっており、「壁の中に納まって見えなくなり、忘れてしまう断熱材」はビルダーさんもなるべく触れない様にしているとしか思えない。ちょっと言いすぎかな?
耐震も防火も住宅にとってあたりまえである。それゆえ地震保険も火災保険も毎月掛け金を払うが、断熱材に対しては投資意識が欠如している。
毎日のランニングコストに大きく影響する断熱にお金を掛けないのはよく分からない。
断熱材は副資材ではない。重要な機能商品である。ハイリターンの投資商品と考えれば断熱材こそ真剣に「機能が持続するもの」を選び、お金を掛けるべきである。